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静岡県
アンカー 1

三池平古墳
主だった古墳は、県の西側では浜松市周辺地域に密集する。ここは三遠式銅鐸でも有名です。古墳で注目すべきは光明山古墳で、県内最大規模の全長82mの前方後円墳です。5世紀中頃の築造で、葺石、埴輪も確認されており、畿内の影響を大きく受けていると考えられています。
県の中部、静岡市では賎機山古墳が、目立った存在で6世紀後半の築造で、巨大な横穴石室には家型石棺を見ることができる。副葬品も金銅製冠帽など豪華なものが出土している。他には、銅鏡が割竹型石棺から出土した5世紀初頭築造の三池平古墳がある。
県の東側、富士市では室野坂古墳群のように段構造を持ち一見すると半地下式で竪穴石室にも近いような変わった石室見ることができる地域です。もっとも近年注目を浴びたのは、東日本では最古級かつ最大級の古墳とされている沼津市の全長約62m前方後方墳である高尾山古墳が有名です。古墳出現期の築造年代が推定されているために、道路建設で保存か否かを長期にわたり争ってきました。結果、保存されることになりましたが、こちらの研究が進めば静岡県の古墳時代も今後おもしろい存在になりえるかもしれません。

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