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大阪府
アンカー 1

今城塚古墳 埴輪列
金剛山地と生駒山地とが対峙する奈良盆地から大阪平野に抜ける大和川沿いの狭まった地域に初期の古墳群として、松丘山古墳群、玉手山古墳群が築造される。両古墳群は、主体部などの性格の違いはあるもの3世紀末からの築造開始時期とされている。
そして、応神天皇陵(誉田御廟山古墳)をはじめとする古市古墳群が藤井寺、羽曳野市に分布、さらには言わずと知れた仁徳天皇陵(大仙陵古墳)の百舌鳥古墳群が大阪湾岸の堺市に分布する。数百mに及ぶ大型前方後円墳の大古墳群が形成され、中国の宋書に記載される倭の五王(讃、珍、済、興、武)の登場である。
その後、淀川の上流である現在の高槻市に、6世紀に入って継体大王の今城塚古墳が築造される。血筋において諸説あり謎の多い大王だが、古墳からは大量の埴輪が出土し、王家における祭祀(大王の王位継承)の在り方において調査研究が大いに進むことになりました。
6世紀以降の古墳としては、高安千塚古墳や風土記の丘のある一須賀古墳群など横穴石室が見学できる古墳群が生駒山地、金剛山地の麓に分布しておりますので、数日かけてゆっくりみる価値はあります。

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