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つくば市

平沢古墳群
佐都ヶ窟古墳(1号墳)
筑波山の南麓、桜川の支流である八幡川に面した丘陵上にあって、平沢官衛遺跡を見下ろす立地に分布する古墳群です。かつては、方墳1基、円墳7基から構成されてましたが、現在は4基が残ってます。
1号墳の佐都ヶ窟古墳は、南北25m、東西35m、高さ7mの方墳で、南向きに板石で構築された複室の横穴石室が開口する。平面プランは、T字形をしており、全長7.65m、前室2.5mを測ります。2号墳は、道路沿い反対側に開口する円墳で後室のみ残存し、玄門が特徴的です。3号墳は、複室構造の横穴石室が開口する円墳で、後室には石仏が祀られてます。さらに南東に下った4号墳も複室構造の横穴石室が開口しています。築造年代は、7世紀中頃~後半の築造と推定されます。
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