鬼怒川左岸の河岸段丘上に分布する古墳で、神明塚古墳、猫塚古墳(弁天1号墳)、弁天塚古墳(弁天2号墳)の3基から構成されます。かつては女方48塚と呼ばれてました。
神明塚古墳は、民家の裏庭にある円墳で良く手入れがされ、墳頂に神明社と稲荷社が祀られています。弁天塚古墳は長径33m、短径20m、高さ5mで、前方後円墳の可能性が考えられてます。猫塚古墳は径12m、高さ4mの円墳で、弁天塚と合わせて弁天古墳群を成します。
女方地区一帯は、縄文から弥生時代遺跡の女方遺跡が確認され、長い期間に渡って繁栄し続けたことがわかる重要な地区となります。