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岐阜県
アンカー 1

河合次郎兵衛塚古墳
県下では、古墳時代前期の前方後円墳が続々と調査されており、時代考証の議論を巻き起こす事態となっております。いずれも30m~40mぐらいの前方後円墳ですが、富加町の杉洞1号墳、すぐ南の蓮野古墳、そして夕田茶臼山古墳が3世紀前半と推定され近年注目されています。4世紀後半に入ると大垣市には全長150mの前方後円墳である昼飯大塚古墳が築造され、こちらは県内1位の規模を誇る。各務原市には県内2位の規模、全長120mの前方後円墳の坊の塚古墳も築造された。近年継続的に発掘調査が行われおり、葺石、円筒埴輪などが出土しています。
他に注目すべきは本巣市と岐阜市に分布する船来山古墳群が数の多さで群を抜いております。272号墳では、ベンガラで塗彩された石室が定期的に公開され、イベントも行われ、地元では期待を集めています。他にも池田町の願成寺西墳之越古墳群、関市の塚原古墳群など横穴石室が見れる古墳群が大変多く存在します。
変わり種は、可児市の河合次郎兵衛塚古墳です。一辺29.5mの2段築成の方墳で、横穴石室を3室有するという珍しい存在で、綺麗に葺石も葺かれ、見栄えも最高の古墳と言えるでしょう。

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