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東広島市

丸山神社古墳群
三ツ城古墳に先行する
西条盆地の北西部、西条市街地を見渡すことができる東西に延びる丘陵尾根先端部に分布する古墳群で、前方後円墳1基、円墳2基から構成される。隣接して丸山神社が位置しています。
1号墳は、全長42.9m、後円部径33m、高さ6.5、前方部長16m、幅14.2m、高さ1.2mを測ります。埋葬施設は、竪穴式石室または箱式石棺とされます。隣接する丸山神社から壺型埴輪が出土している。築造年代は、4世紀中葉~後半と推定され、三ツ城古墳に先行すると考えられる。
2号墳と3号墳は、径10mほどの円墳で、箱式石棺が埋葬施設とされます。2号墳は、1号墳の前方部西側に位置し、3号墳は後円部東に隣接し、社殿裏に大きく削平され残ってます。

三ッ城古墳群
三ツ城近隣公園
西条盆地南の八幡山から派生する丘 陵先端部に分布する古墳群で、現在3基が三ツ城近隣公園として整備保存されtます。
1号墳は、墳丘長84m、後円部径52m、高さ12.7m、前方部前端幅52m、高さ10mの前方後円墳で3段築、葺石、左右の造出、周溝を備えます。埴輪は、円筒埴輪、朝顔形埴輪、形象埴輪(家・蓋・鶏・水鳥・盾・靫・冑・短甲)がくびれ部の造出や3段のテラスなどに並び立てられ、総数1800本を数えます。
埋葬施設は、後円部墳頂に3基の箱型石棺が確認されており、覆い屋によって保存される。第一号埋葬施設からは、人骨、勾玉、管玉、珠文鏡、鉄刀が出土。第二号埋葬施設からは、人骨、勾玉、棗玉、丸玉、櫛、銅釧、直鉄、刀子が出土。第三号埋葬施設からは、玉類、鉄剣、鉄鉾、鉄鏃が出土する。築造年代は、5世紀前半と推定。
2号墳は、径25m、高さ4mほどの円墳で、葺石が認められる。埋葬施設は、箱式石棺とされますが失わている。築造年代は、5世紀前半と推定。
3号墳は、長径8m、短径4m、高さ1mの楕円形墳です。埋葬施設は、箱式石棺とされる。築造年代は、6世紀前半と推定推定される。
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