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穴太野添古墳群

比叡山の東側の山麓に築かれた群集墳で、坂本から錦織にかけて分布しています。盛安寺の墓地辺りを中心に見学が出来るようになっており、説明板も設置されてます。  12号墳は、石室基底部が残っていて、玄室長2.8m、幅2.1m、高さ2m、羨道長4.2m、幅1.3m、高さ1.5mを測ります。羨門部から意識的に割られた土師器甕が出土している。築造年代は、6世紀末~7世紀初頭と推定。  16号墳でも石室基底部が残っていて、玄室長3.1m、幅2.1m、高さ2.4m、羨道長6m、幅1.1-1.4m、高さ1.5mを測り、玄室と羨道一部に敷石が施されていました。また、棺台と思われる平らな石材も確認されてます。築造年代は、6世紀末と推定。  石室構造やミニチュア炊飯具などの副葬品から、渡来人系の墳墓群であると考えられています。

墳形

円墳

​築造年代

6世紀中頃~7世紀初
【12号墳】6世紀末~7世紀初頭 【16号墳】6世紀末

​埋葬施設

両袖式横穴石室(8・10・12・16・21・22・30・32・33号墳)
片袖式横穴石室(18・19・20・23・34・35号墳)
【12号墳】玄室長2.8m、幅2.1m、高さ2m、羨道長4.2m、幅1.3m、高さ1.5m
【16号墳】玄室長3.1m、幅2.1m、高さ2.4m、羨道長6m、幅1.1-1.4m、高さ1.5m

​規模

​出土遺物

土師器、須恵器、金環、ガラス玉、ミニチュア炊飯具(10・18・20・24号墳)、釘、銯

​参考文献

現地説明板

​所在地

滋賀県大津市穴太

​メモ

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