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百穴古墳群

分布図
現地説明板より

借32号墳

仮1号墳

分布図
現地説明板より
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比叡山の東麓、滋賀里西方の山中越の旧道沿いに分布する群集墳で、径10m前後の円墳が100基ほど存在しており、大伴村主一族の奥津城ではないかと考えられています。現在は、状態の良いものは少なく数基の横穴式石室が残っている。
横穴石室は、天井がドーム状を呈しており、花崗岩製のくり抜き式石棺が安置されているものも残っています。さらに、12号墳では、左側壁の奥壁側に側壁石材を15㎝程スライドさせて空間を作り出しており、竈を意図しているのではないかと考えられています。
古墳群からは、ミニチュア炊飯土器、土師器、須恵器、金環、銅腕輪などが出土している。築造年代は、6世紀後半~7世紀代と推定される。
墳形
円墳
築造年代
6世紀後半~7世紀代
埋葬施設
横穴式石室
【12号墳】玄室長2.7m、幅2.7~2.9m、高さ3m、羨道長2m、幅1.1m
規模
径10m前後
出土遺物
ミニチュア炊飯土器、土師器、須恵器、金環、銅腕輪
参考文献
現地説明板、日本古墳大辞典、シガブンHP
所在地
滋賀県大津市滋賀里
メモ
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