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宇佐山古墳群

宇佐山の東斜面、宇佐八幡神社から中腹にかけて参道脇尾根上に分布する古墳群です。今までに6世紀代を中心とした円墳13基が確認されてます。状態の良い墳丘は、ほぼ皆無で11号墳と12号墳で大きく陥没した墳丘を確認しています。  13号墳(画像なし)では、完全な状態で箱式石棺が出土しており、人骨が確認されてます。被葬者は、やや小柄な155㎝前後の20~40才代の男性と推測されます。石棺の規模は、内法長158㎝、幅24~36㎝、高さ30㎝を測り、内面に赤色顔料が残っていました。出土遺物は、人骨のほか、鉄剣、鉄鏃数点、砥石が出土。築造年代は、5世紀前半と推定される。

墳形

円墳

​築造年代

6世紀代
【13号墳】5世紀前半

​埋葬施設

【13号墳】
墓壙 東西3m、南北2m  
箱式石棺 内法長158㎝、幅24~36㎝、高さ30㎝

​規模

【13号墳】東西径13m、周溝幅(西側3m、東側7m)

​出土遺物

【13号墳】鉄剣、鉄鏃数点、砥石、人骨

​参考文献

宇佐山古墳群発掘調査現地説明会資料

​所在地

滋賀県大津市神宮町

​メモ

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