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和邇大塚山古墳

真野川と和邇川に挟まれた低丘陵中央に、南北に細長く曼陀羅山丘陵が位置します。現在。曼荼羅山を中心として東西に琵琶湖ローズタウンが広がります。古墳群は、曼陀羅山の尾根上、斜面に築かれ、5支群117基からなる。そのほとんどが横穴式石室を主体部とする円墳で、当古墳は琵琶湖を見渡す丘陵最高所にある前方後円墳である。曼荼羅山には散策コースがあり、ローズタウンにも所々に古墳が残されていて、古墳群と街並みがうまく調和のとれた環境となっている。  墳丘規模は全長82mで、2段築成、葺石が認められ、前方部を撥型に開く古いタイプとなる。埋葬施設は、粘土槨に割竹形木棺が納められていました。  副葬品は、盤竜鏡、銅鏃、鉄剣、鉄刀、銅鏃、甲冑、硬玉製勾玉、碧玉製管玉、鉄斧が出土。築造年代は、4世紀後半~5世紀初頭と推定されます。

墳形

前方後円墳 2段築 葺石

​築造年代

4世紀後半~5世紀初頭

​埋葬施設

粘土槨、割竹形木棺

​規模

全長82m、後円部径53m、高さ5.75m、前方部幅30m、高さ4.85m 

​出土遺物

盤竜鏡、銅鏃、鉄剣、鉄刀、銅鏃、甲冑、硬玉製勾玉、碧玉製管玉、鉄斧

​参考文献

現地説明板、日本古墳大辞典

​所在地

滋賀県大津市小野朝日

​メモ

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