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美浜町

獅子塚古墳

獅子塚古墳

北部九州影響の石室

国道27号沿いにある三方郡内唯一の前方後円墳で、後円部に横穴石室が開口し、九州北部の影響を受けた石室と推測される。(調査後に埋め戻し)墳丘自体もかなり改変されているが、葺石、埴輪、周溝が確認されている。  出土遺物は、角杯をはじめ、玉類、武器、馬具、工具、須恵器などが出土。  一説には、古事記に登場する若狭の耳の別君一族の祖、室毘古王(むろびこのみこ)が被葬者とする説もある。
浄土寺古墳群

浄土寺古墳群

石棚の横穴石室

浄土寺古墳群は、敦賀半島の蝶螺ケ 岳の南西方向の尾根筋に築かれた3基から構成される古墳群です。1号墳が海側の尾根端の麓(調査後に消滅)、そこから一つ東側の尾根ほぼ頂部に2号、3号墳が分布する。  すべて10m以下の円墳で、埋葬施設は横穴石室となる。2号墳、3号墳では外護列石が見られ、石室に石棚の施設が設けられている。双方ともに類似した造り方ですが、2号墳に比べ石組みに簡素化が見られ、3号墳のほうが後に造られたものと考えられる。出土遺物には、製塩土器が見つかり被葬者集団の性格を知る出土遺物となった。
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