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郷ヶ平4号墳

手前 後円部 奥 前方部

手前 前方部 奥 後円部

墳丘実測図 現地説明板

手前 後円部 奥 前方部
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都田川中流域に築かれた古墳群で、前方後円墳3基、円墳4基で構成されている。現在は、4号墳を除いて消滅している。
4号墳は、全長26.5mの前方後円墳です。埋葬施設は未調査の為、不明ですが円筒埴輪、朝顔形埴輪、武人や馬などの形象埴輪が出土しています。築造年代は、6世紀前半と推定。
消滅した古墳の中でも3号墳からは、淡輪系埴輪が多く確認されている。淡輪系埴輪とは、大阪の淡輪地域、和歌山県紀ノ川下流域を本流とし、伊勢、遠江に多く分布する繊維質の輪を底部に敷いて円筒部を積み上げる技法を用いた埴輪を言う。三遠地域でも20基程度に採用され、高い斉一性のもとに限定的な生産と言える貴重な技法です。