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北岡古墳群

三岳山から南西に延びる尾根先端に築かれた古墳群で、現在では前方後方墳1基、円墳2基を見ることが出来る。1号墳は全長49.5mで市内では最古級の前方後方墳となる。出土遺物は、ガラス小玉、土師器、二重口縁壺形が出土している。築造年代は4世紀の中葉と推定される。2号墳は径5.7mの円墳で周溝が巡る。チャートを使用した横穴石室が天井石を抜かれた状態で保存されている。出土遺物は、鉄刀、鉄鏃、平瓶が出土。築造年代は、7世紀の初頭~中頃と推定。3号墳は、墓地内に石材が散乱する。

墳形

1号墳 前方後方墳  2号墳 円墳

​築造年代

【1号墳】4世紀中葉
【2号墳】7世紀初頭~中頃

​埋葬施設

2号墳 横穴石室 全長3.2m 奥壁幅0.55m 中央幅1m、奥壁部高さ0.75m 中央部高さ1m

​規模

【1号墳】前方後方墳 全長49.5m、後方部長29.5m 前方部長20.0m、後方部幅29.0m 前方部幅23.5m
【2号墳】円墳 径5.7m 周溝幅2m~2.5m

​出土遺物

1号墳  土師器片、ガラス小玉、二重口緑壺

​参考文献

静岡県浜松市北区引佐町井伊谷

​所在地

現地説明板

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