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東求塚古墳



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墳形
前方後円墳 葺石 周溝
築造年代
4世紀後半
埋葬施設
木棺(前方部)、竪穴式石室(後円部)
規模
全長80m、後円部径47m、前方部長さ42m、幅42m、周溝幅10m
出土遺物
【前方部木棺】三角縁神獣鏡4面、内行花文鏡、画文帯環状乳神獣鏡、鉄刀、勾玉、碧玉製車輪石
【後円部竪穴式石室】内行花文鏡、鏡式不明の鏡
土師器、須恵器
参考文献
現地説明板、文化遺産オンライン、神戸の古墳、遺跡現地説明会資料、日本古墳大辞典
所在地
兵庫県神戸市東灘区住吉宮町
メモ
菟原処女(うないおとめ)という綺麗な娘がいて、多くの若者から慕われていました。その中で同郷の菟原壮士(うないおとこ)と和泉国から来た茅渟壮士(ちぬおとこ)の二人が、妻に迎えたいと激しく争うようになります。娘はこれを嘆き悲しみ、「卑しい私のために立派な男たちが争うのを見ると、生きていても結婚などできましょうか、黄泉で待ちます」と母に語ると自ら命を絶ってしまった。茅渟壮士は、彼女を夢に見て彼女が愛していたのは自分だと知り、後を追った。菟原壮士も負けるものかと小太刀をとって後を追った。その後、親族たちは、このこと を語り継ぐために、娘の墓(処女塚)を中央に男の墓を両側(西求塚・東求塚)を造ったとされてます。
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