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処女塚古墳

墳形

前方後方墳 段築 葺石

​築造年代

3世紀後半

​埋葬施設

箱式石棺(東くびれ部)
竪穴式石室または粘土槨(後円部)

​規模

全長70m、後方部幅39m、高さ7m、前方部幅32m、高さ4m

​出土遺物

滑石製勾玉、壺(スタンプ文)

​参考文献

現地説明板、神戸の古墳

​所在地

兵庫県神戸市東灘区御影塚町

​メモ

菟原処女(うないおとめ)という綺麗な娘がいて、多くの若者から慕われていました。その中で同郷の菟原壮士(うないおとこ)と和泉国から来た茅渟壮士(ちぬおとこ)の二人が、妻に迎えたいと激しく争うようになります。娘はこれを嘆き悲しみ、「卑しい私のために立派な男たちが争うのを見ると、生きていても結婚などできましょうか、黄泉で待ちます」と母に語ると自ら命を絶ってしまった。茅渟壮士は、彼女を夢に見て彼女が愛していたのは自分だと知り、後を追った。菟原壮士も負けるものかと小太刀をとって後を追った。その後、親族たちは、このことを語り継ぐために、娘の墓(処女塚)を中央に男の墓を両側(西求塚・東求塚)を造ったとされてます。

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