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竜王町

天神山古墳群

副室を備える

雪野山の南西谷筋に分布する古墳群で、北支群11基、中支群15基、南支群3基の計29基からなります。なかでも天神社の東に分布するな中支群(Ⅰ支群)では、4号墳と5号墳で立派な石室を見ることができる。  4号墳は、玄室長3.95m、幅1.86m、高さ3.1m、羨道長6.1m、幅1.4m、高さ0.9mの両袖式の横穴石室を主体部とする。右側壁側に副室を設ける特異の形状をし、周辺域で唯一の存在となってます。5号墳は、玄室長4.95m、幅2.14m、高さ3m、羨道長5.3m、幅1.64m、高さ1.2mの両袖式の横穴石室を主体部とする。縦長の台形状の石材を鏡石とし、緩やかに側壁を持ち送っています。築造年代は、6世紀後半~7世紀初頭と推定される。

星ヶ崎古墳

星ヶ崎城の道中にあり

星ヶ先城跡の西方、鏡山から派生する丘陵尾根先端部に位置する前方後円墳です。「道の駅竜王かがみの里」から星ヶ先城跡を目指して登ってゆくと道中に低い墳丘が現れてきます。  墳丘基部は、全長27m、後円部径16m、高さ3m、前方部長10.5m、幅m9.5m、高さ2mを測ります。埋葬施設、築造年代など詳細は不明。

広谷池古墳

奥壁側開口

鏡山の北麓にある広谷池の東に位置する円墳で、奥壁が抜かれた横穴石室が開口しています。  墳丘規模は、径12m、高さ3mほどですが、ほぼ墳丘が流失している。両袖式の横穴石室は、全長5.6m、玄室部長3.2m、幅1.4m、高さ1.2m、羨道部長2.4m、幅1.05m、高さ0.7mを測ります。築造年代は、6世紀後半と推定される。

砂山北古墳群

須恵器生産集団

鏡山丘陵から東に派生した尾根先端部に位置する古墳群で、2支群に分かれて分布しています。周辺域は、古くから露出した石室が点在しており「藤兵衛岩」と呼ばれている。  石室とわかるのは、一支群の1号墳で石材の一部が残っている程度です。はっきりとした築造年代は不明ですが、鏡山北東麓で須恵器生産に関わっていた集団の群集墳であると推測されます。

岩屋古墳

「岩屋のお不動さん」

名神高速道路竜王インターチェンジの北側、薬師山岩屋不動尊となっている前方後円墳です。横穴石室が開口し、中には不動尊が祀られており「岩屋のお不動さん」として親しまれている。  墳丘規模は、全長36m、後円部径19m、前方部幅23m、高さ約4mの小型となります。主体部である横穴石室は、玄室長5.4m、幅1.95~2.5m、高さ2.4mを測りますが、羨道部の大半を失っている。築造年代は、6世紀中頃と推定。

オウゴ古墳

湖東で希少な方墳

鏡山の北麓、祖父川左岸に位置する方墳で、南に古代の幹道である小道が通ってます。  墳丘規模は、1辺約20m、高さ2mを測り、湖東地域で希少な方墳となる。埋葬施設は両袖式の横穴石室で、石室全長10.5m、玄室長5.7m、幅2.14m、高さ3.27m、羨道長4.8m、幅1.45m、高さ0.9mを測ります。奥壁には、高さ2mほどの鏡石を使用する。  築造年代は、6世紀末と推定され、薬師岩屋古墳に次いで築かれた古墳と考えられます。
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雨宮古墳

琵琶湖のホタテ

竜王町岡屋の東端、洪積世台地の先端部に位置する帆立貝式古墳です。  墳丘規模は、全長82m、後円部径67m、高さ7~9m、前方部下部長26m、下部幅17m、高さ2.5~3mを測り、後円部に幅3mほどのテラスを設け、2段築成を成します。墳丘周囲には、馬蹄形の周溝が巡る。埋葬施設は、未調査のため不明。  出土遺物は、後円部墳頂から円筒埴輪片が微量採取される。また、滑石製勾玉も出土する、築造年代は、5世紀中頃と推定される。
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