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南部町

岩舟古墳
抱き込まれる石棺
方勝寺川と小松谷川に挟まれた三崎地区にある殿山丘陵の西側中腹に残る古墳です。三崎古墳群の1つで、三崎1号墳とも言われる。丘陵頂部には、全長108mの山陰最大級の殿山古墳が存在する。
墳丘は、ほぼ流失しており家形の石棺が木の根っに抱き込まれるように露出しています。石室は、複室構造をしていたと考えられている。奥室とされる凝灰岩製切り石を用いた家形状の石棺は、前壁中央に戸口を設けており、その左右の縦に溝が掘り込まれ、前室側壁を嵌め込む構造を成しています。現在は、奥室の家形の石棺部と前室側の敷石2枚を残し、前室側壁や天井部は欠損しています。一種の横穴式石室の形態に属するが、家型石棺に近い形状をする特殊構造をした石室として貴重な存在です。
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