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鯖江市

兜山古墳

2023年5月整備完了!

鯖江台地北部、東側の緩斜面に位置する兜を伏せたような形の大型円墳で、2023年5月に古墳整備が完了し、段築のある墳丘が露わになってます。  墳丘規模は、径70m(墳頂平坦面30m)、高さ6~9mを測り、幅17mの周溝が巡っていました。県内最大規模を誇り、墳頂に八幡神社が鎮座する。埋葬施設は、未調査。出土遺物も確認されてません。  築造年代は、墳形から5世紀代と推定される。

烏ヶ森古墳群

烏ヶ森参道沿い分布

兜山古墳の南側には神明社があり、その中に分布する9基から成る古墳群です。周辺一帯は一大古墳群を形成していたことが推定される。そして、古墳群が分布する社叢林は、原生林に近い状態で維持されており、非常に珍しいとされてます。   古墳群には、円墳の他に前方後円墳も存在するようだが、確証を持てる墳丘は見つけられませんでした。
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王山古墳群

鯖江台地に49基

鯖江台地南端に「王山」という独立丘陵上に分布する古墳群で、54基が群集する。弥生時代後期~古墳時代中期までに方形周溝墓、円墳、方墳が継続して築造されました。現在は、公園整備され見学しやすくなってます。  丘陵尾根上には、一辺8~12mほどの方形周溝墓と方墳が分布する。なかでも40号墳は、東西23.5m、南北21m、 高さ3mを測り、群中最古で最大となる。3号周溝墓から出土した土器は、北陸系や尾張系、近江系が確認され、広範囲にわたる交流が推測されます。  丘陵斜面には古墳時代の円墳が分布する。径20mほどの円墳である31号墳からは、埋葬施設として割竹形木棺2基が確認され、第一主体部から鉄剣、鉄鏃、鎌、鍬・第2主体部から臼玉が出土する。32号墳から鉄剣、鉄鏃、刀子、釶が出土しています。
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