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犬山市

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坂下2号墳

犬山市文化史料館駐車場に移築

犬山市大字犬山字西庵尻35番地にあった坂下古墳群の2号墳を国宝犬山城の南にある犬山市文化史料館駐車場脇に移築墳復元しています。  石室規模は、全長220cm、幅80cm、高さ60cmで、小型の石室となってます。築造年代は、7世紀後半と推定されます。

妙感寺古墳

丸山古墳群に属する

木曽川左岸の河岸段丘上に位置する前方後円墳で、丸山古墳群に属していました。現在は、当古墳のみ妙感寺境内に残ってます。  墳丘規模は、墳丘長95mを測り、前方部を西に向ける。墳丘には葺石や後円部5段、前方部3段の段築が認められ、周囲に周溝が巡っていたと考えられます。墳頂は、ほぼ平ら状となり、前方部側に稲荷神社が鎮座してます。  主体部や出土遺物は、未調査のため不明。築造年代は、5世紀前半と推定される。

東之宮古墳

冬至を告げる大王墓

木曽川の左岸、白山平山の山頂に位置する前方後方墳で、「冬至」には、墳丘中心軸から太陽が昇り、1年で一番日照時間が短い一日が始まる。現在は、令和3年3月に史跡整備が完了し、見学がしやすくなってます。  墳丘規模は、全長72mを測り、後方部が2段築成、葺石も認められる。埋葬施設は、後方部に長さ4.8m、幅0.96m、深さ1.2mの竪穴式石槨が確認され、赤色顔料によって彩られていました。基底には、礫を敷き、粘土状の棺台を置いた上に木棺が納められ、7枚の蓋石で石槨は閉じられていました。  副葬品は、三角縁神獣鏡4面、人物禽獣文鏡4面などを含めた銅鏡11面、石製品7点、玉類141点、鉄製品58点と多くの豪華なものが出土。なかでも人物禽獣文鏡は他に類例のない倭鏡と言うことです。築造年代は、3世紀後半~4世紀初頭と推定され、愛知県下で最古級となる。

熊野神社古墳群6号墳

唯一の6号墳

愛知県犬山市塔野地東屋敷の熊野神社に残る円墳で、かつては6基から構成される古墳群でしたが、6号墳のみとなってます。  墳頂には、小さな社が祀られていて、墳丘周囲に石仏や石室石材らしいものが多数存在してます。他詳細は不明。

白山神社古墳

土台墳です

犬山市羽黒の白山神社にある径15mほどの円墳です。古墳自体は、神社の土台となって全く面影がりません。主体部は、横穴石室とされ須恵器が多数出土しています。築造年代は、6世紀後半と推定される。

羽黒城古墳

梶原氏の居城に利用

当古墳は、梶原景時の孫である景親によって築造された羽黒城に再利用されました。墳丘の最高所に城址碑が建てられ、後円部側に城の説明板が建っています。現在でも竹藪の中に堀や土塁状の遺構が残っている。  墳丘規模は、全長80mほどで埴輪や葺石は確認されていない。城として改変されている為、あまり状態は良くない。詳しい調査は行われていない為、他詳細は不明。

青塚古墳

愛知下第2位の規模

犬山扇状地を形成する洪積台地の南西端位置する前方後円墳で、かつては数十基で青塚古墳群を構成していました。  墳丘規模は、墳丘長123m、後円部径78m、高さ12m、前方部長45m、高さ7mで県下第二位を誇ります。前方部は2段、後円部は3段築成、葺石、埴輪列が検出されてます。各段には、壺型埴輪が2m間隔で並べられ、円筒埴輪が、当古墳の特徴である前方部の方形基壇にのみ巡っている。さらに、基壇には川原石と割石による配石と石敷きが存在する。墳丘周囲には、自然地形を利用した不定形な盾形周溝が巡っていました。  出土遺物は、方形基壇から鏃形石製品が出土。築造年代は、4世紀中葉と推定される。
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