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桜川市

花園古墳群3号
第一級品の装飾壁画
民間の土取りによて墳丘が破壊され、装飾壁画の存在が露わになり調査が実施されるようになりました。
墳丘は、一辺30mほど方墳と判明。主体部は、複室構造の横穴石室で、花崗岩の奥壁、両側壁に黒、白、赤の3色顔料で図文が描かれている。奥壁は、下部に靭を並列に4つ描き、左上部に幔幕状図文、右上部に三角文を配す。右側側壁には、大刀、槍、靭、舟形図文がを描き、左側壁は、横走する直弧文、靭形図文、大刀、槍形図文が描かれる。築造年代は、6世紀前後と推定され、東国装飾壁画古墳として古式と考えられる。(参考 日本古墳大辞典、現地説明板)
なお、模写した壁画は香取神社境内の香取考古資料館に展示、装飾壁画石室石材は、桜川市商工会前に移築され、埋め戻されています。
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