鬼怒川とその支流である江川とに挟まれた平坦な結城台地北端部に位置する方墳で、以前は発掘調査が行われるまでは円墳と考えられていました。
墳丘規模は、現存東西21.7m、南北28.4m、高 さ5.8mを測り、周囲には周溝が巡っていました。従来は、墳丘規模が29mを超えるものと思われます。
埋葬施設は未調査。出土遺物は、土師器片、須恵器片、土師質土器の小皿片、内耳土器片、括鉢片、陶器片、新寛永通宝が出土。発掘調査の出土状況から、中近世のものが占めていることから古墳時代に築かれた可能性が低いと考えられます。(参照 和尚塚古墳調査報告書)