top of page

南丹市

園部黒田古墳
弥生時代末期の築造
園部川左岸の小丘陵先端部に位置する前方後円形の墳墓で、太陽機械工業株式会社の東側に整備保存されてます。
墳丘規模は、墳丘長52m、後円部南北径32m、東西径22m、前方部幅14m、高さ1mを測り、後円部は楕円形を成し、撥型の前方部を南西に向ける。葺石、埴輪などの外部施設は認められない。
埋葬施設は、後円部に上下2段に墓壙が確認されている。第一主体部には、コウヤマキの木棺が安置され、棺内から頭龍文鏡 、碧玉製管玉、鉄鏃、長楕円形鉄製品が出土している。第二主体部からは、棒状漆皮膜が検出されている。
築造年代は弥生時代末期と推定され、当地域にて最古級の墳丘墓と考えられる。
bottom of page



