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妙高市

万五郎古墳

万五郎古墳

前庭部で掘立柱跡を検出

6世紀代築造の円墳(径16m)だが現状は墳丘はない。埋葬施設は横穴式石室で南向きとなる。石室は全長は7mを測る。石室石材は、新潟県内では最大級の巨石が使用されている。矢代川が形成する扇状地に立地し、石材も矢代川で運搬された。  石室正面の前庭部では掘立柱跡が検出され、なんらかの祭祀が行われた可能性を考えることができる。十数基で古墳群を形成していたが本古墳のみ1基が残る。別名「梨ノ木古墳群1号墳」と言われる。
天神堂古墳群

天神堂古墳群

カタクリの群生地

現在は方墳1基、円墳105基の計107基が残る。古墳群は3支群に分布し、1群は台地東端部に分布する円墳27基、第2群は尾根上一列に並ぶ22基と離れた2基を含む24基からなる(方墳2基を含む)。第3群は台地の北側の67基の円墳からなる。  主体部は発掘調査はされてないが横穴石室と竪穴石室のものとが確認されている。また。幅2mぐらいの周溝を巡らすものが72基みられる。墳丘規模は6号墳が最大で20m超となる。  春には、カタクリの群生地としても知られ、古墳とカタクリとのコントラストが美しく、すばらしい地です。
観音平古墳群

観音平古墳群

1号墳は3世紀後半

3支群の38基前後で形成される。最高所の1号墳が帆立貝型で3世紀後半の築造。他にも方墳、1号墳に隣接して古式前方後円墳があって、下方の緩斜面には中期の円墳が主に群集する。また、弥生時代の方形台状墓などが混在する可能性あると言う。
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