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加賀市

丸山横穴墓

丸山横穴墓

13基の横穴墓群

 7世紀後半~8世紀初頭に築造された計13基の横穴墓群。埋没気味の横穴があるが数基は開口しているものが残る。前室と玄室からなるものが大半で入り口からは前庭部が広がる。出土遺物は須恵器、直刀、金環が確認されている。

冨塚丸山古墳

冨塚丸山古墳

帆立貝式の可能性

 もとは後円部径50m以上の帆立貝式前方後円墳と推定されるが現状は径20mの円墳となる。墳頂には、石棺材が残されている。副葬品の甲冑・太刀・金環・玉類は掘り出された記録がある。6世紀前半の築造。

狐山古墳

狐山古墳

棺から壮年男子の遺骨

 周辺は36基をこえる古墳が分布し、古墳群を形成していることが確認されている。
 主軸は東西方向で前方部を西に向ける全長56mの前方後円墳となる。葺石、周溝も確認されている。墳頂ではの凝灰岩製箱形石棺が確認され、壮年男子の人骨、大量の副葬品が出土しました。石棺は覆屋で保護されている。

法皇山横穴墓

法皇山横穴墓

北陸地方最大の規模

 6世紀後半から7世紀末にかけて築造された推定総数150-200基を数える横穴墓群で、北陸地方最大規模となります。
 なかには複室構造、家型の玄室を横穴墓も分布する。出土遺物は須恵器、土師器、鉄刀、刀子、鉄鏃、耳飾が確認されている。

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