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和歌山市

大谷古墳
国内3例、馬冑出土
紀ノ川の北岸、和泉山脈より張り出した支脈の背見山丘陵尾根先端に位置する前方後円墳で、南に和歌山平野の眺望が開けます。
墳丘規模は全長67mを測り、円筒埴輪列が認められる。埋葬施設は、後円部の中央に墓壙4.15m、最大幅2.5m、深さ0.5~0.7mの墓壙を掘り、組合式石棺を安置していました。家型石棺と長持型石棺の両方の要素を併せ持つ石棺で、九州阿蘇産の安山岩質凝灰岩が使用される。棺蓋は、2枚の石材からなる四柱屋根型で、貫通孔を有する縄掛け突起を各2個ずつ計8個付きます。
出土遺物は、国内で当古墳を含めて埼玉県の将軍山古墳、福岡県の船原古墳の3例のみ出土とされる馬冑などの馬具をはじめ、鏡、装身具、武器類、農工具が出土し、中国、朝鮮半島系の色彩が色濃い出 土となっている。築造年代は、5世紀末と推定される。
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