有田川北岸、長峰山脈の白倉山から派生する尾根中腹に分布する古墳群で、三王塚とも言われています。ミカン畑に3基の古墳が残っていましたが開墾によって1基を失い、残った2基も墳丘は削平されています。
2基のうち下段に残っているのが宮原古墳と言われ、南西に開口する両袖式の横穴式石室を備えます。全長5.85mほどの石室には、奥壁に石棚が付設し、床面に棺床が2か所設けられています。紀ノ川流域に多く残っている石棚が付設する石室の南限と考えられます。
出土遺物は、人骨、金環、銀環、ガラス製小玉、碧玉製管玉、須恵器が出土。築造年代は、6世紀後半と推定される。