主墳である大小寺(だいしょうじ)古墳を含めて14基の古墳群となる。現在は5基が整備され見ることができる。 主墳の大小寺古墳は周溝が確認され、埋葬は第3次まで行われ、上下2段の第1次、2次の下段、第3次の上段に埋葬された。7世紀初から中期の築造。
かつては35mの前方後方墳とみられたが、昭和42年に調査の結果、平安時代初期の土壙墓であることがわっかた。当時、この穴は多賀城まで続いていたと言われていた。
整った円錐形をした円墳で墳頂は意図的に平坦に整地され円筒埴輪、朝顔型埴輪が並び、周囲には周溝が巡っていた。6世紀後期の築造。
径30mの円墳で古墳時代中期と推定される。主体部は割竹型木棺で周囲には朝顔型埴輪、つぼ型埴輪が並べられ、いずれも地元産である。