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隠岐の島町

水若酢神社古墳群
全長10m超の石室
隠岐国一宮である水若酢神社境内に分布する2基の円墳から成る古墳群です。水若酢神社は元々、山田川の流域に位置していたとされ、1678年に現在の場所に遷座しているので、古墳群とは関連性がないもの考えられています。
1号 墳は、径20mほどの円墳とされますが、現在、墳丘を失い横穴式石室が露出する。全長11mの石室は、複室構造の可能性が指摘され、隠岐最大規模となっている。また、凝灰岩製の刳抜式石棺が大小合わせて2基確認されています。出土遺物は、鍬先、鉄刀、鉄鏃、不明鉄器、ガラス製丸玉、高杯、𤭯、高杯が出土。築造年代は、6世紀中頃~7世紀代と推定される。
神社本殿の裏にある2号墳は、径20mほど円墳ですが社殿建設の際に削平されています。他詳細は不明。
この古墳群の被葬者は、付近にあった犬町廃寺(郡廃寺)との関係が考えられています。

平神社古墳
「隠岐の島」最大級
西郷港に流れ込む八尾川の右岸、八尾平野を一望できる小支丘の先端部に位置する前方後円墳で、前方部を西に向けます。そして、接するように平神社が鎮座しています。
墳丘規模は、全長47m、後円部径28m、高さ5m~5.5m、前方部幅21m、高さ3mを測り、隠岐の島最大級を誇ります。墳丘には、葺石、段築、埴輪が備えられ、島内で埴輪を出土した唯一の古墳となっている。
埋葬施設は、くびれ部付近に自然石の割石を用いた横穴式石室が南方向に開口する。現状は、奥壁など一部基底部を残すのみとなる。石室の位置が中心よりずれている為、未確認の石室の存在が推測されています。
出土遺物は、土師器壺、須恵器大甕が出土。築造年代は、6世紀後半と推定される。





