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島根、鳥取県 314_edited.jpg

古曽志古墳群

宍道湖の北側丘陵に分布する古墳群で、姥ヶ谷古墳群、古曽志大谷古墳群、古曽志平廻田古墳群、古曽志寺廻田西古墳群、古曽志大塚古墳群に分かれ、前方後方墳、方墳、円墳などで構成されています。現在、古墳の丘古曽志公園として整備保存されています。  公園内には、旧石器時代~現代までの宍道湖・中海の歴史と人の関わりをわかりやすく解説した野外展示広場や歴史についての野外学習、講演会、音楽会などに活用できる野外ステージなどが併設しています。  なかでも移築復元されてますが、古曽志大谷1号墳は、全長45.5mを測る前方後方墳で、段築、葺石、造出、埴輪を備え、宍道湖から見上げる姿に威容を誇っていたものと考えられます。  このほか長さ8.8m、幅7mの長方墳である古曽志大谷4号墳の石棺を模型展示しています。棺は、凝灰質礫岩を用いた長さ70cm、幅35cmの規模で、火葬をした後に埋葬されたことがわかってます。築造年代は、7世紀後半と推定される。  当古墳群は、出雲国風土記による国引きによって、引っ張られてこられた国の首長が眠る墳墓群ではないかと推測されています。

墳形

【姥ケ谷古墳群】方墳 3基
【古曽志大谷1号墳】前方後方墳 葺石 段築 造出
【古曽志大谷2号墳】方墳(前方後方墳)
【古曽志大谷3号墳】方墳
【古曽志大谷4号墳】長方墳
【古曽志大塚1号墳】円墳 葺石
【古曽志大塚古墳群2号~6号墳】方墳
【古曽志廻田古墳群】方墳

​築造年代

【姥ケ谷古墳群】5世紀代
【古曽志大谷1号墳】5世紀末~6世紀代
【古曽志大谷4号墳】7世紀後半
【古曽志大塚1号墳】5世紀代

​埋葬施設

【古曽志大谷1号墳】
(第1主体)後方部 崩壊
(第2主体)前方部 舟形木棺 長さ2.2m以上、幅0.8m
(第3主体)前方部裾部 土壙 長さ2.2m、、幅0.85m、高さ0.32m
【古曽志大谷2号墳】土壙1×2m 木棺直葬
【古曽志大谷3号墳】不明
【古曽志大谷4号墳】石棺(火葬)長さ70cm、幅35cm

​規模

【姥ケ谷古墳群1号・2号・3号墳】長さ19m、幅17m、高さ2m
【古曽志大谷1号墳】
墳長45.5m、後方部一辺25m、高さ4.8m以上、前方部長21m、幅29m(復元)、高さ4.5m、くびれ部幅20m、造出長5.5m、幅9.5m
【古曽志大谷2号墳】 8m×8.4m
【古曽志大谷3号墳】一辺8.5m
【古曽志大谷4号墳】長さ8.8m、幅7m
【古曽志大塚1号墳】径45m、高さ6m
【古曽志大塚2号墳】一辺18m
【古曽志大塚4号墳】一辺10m
【古曽志廻田古墳群】一辺10m、高さ1m

​出土遺物

【姥ケ谷古墳群1号墳】家形埴輪
【古曽志大谷1号墳】円筒埴輪、朝顔形埴輪
(造出)土師器高坏、須恵器壺、甕、高杯、𤭯、子持壺
(第1主体)鉄刀、刀子・(第2主体)大刀、鉄鏃・(棺外)斧、刀子、須恵器壺・(第3主体)鉄鏃
【古曽志大谷2号墳】須恵器蓋杯
【古曽志大谷3号墳】土師器、須恵器
【古曽志大谷4号墳】土器
【古曽志大塚1号墳】円筒埴輪

​参考文献

古墳の丘古曽志公園ガイド、古曽志遺跡群発掘調査報告書、現地説明板

​所在地​

島根県松江市古曽志町

​メモ

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