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須賀川市

神成横穴墓群

神成横穴墓群

7世紀の横穴墓群

 丘陵の南斜面に300mにわたって構築された横穴墓群で、発掘調査の結果、玄室構造は台形状や長方形の平面持っており、天井部はアーチ型をしています。また副室を備えたものも確認されております。

蝦夷穴古墳

蝦夷穴古墳

石室全長11mは東北最大級

 りんご農園内にある径35mの円墳。全長11mの長い両袖の横穴石室が南向きに開口しており、東北地方では最大級。奥壁、天井石に巨大な安山岩質凝灰岩を使用しており見事な造りです。出土遺物には金銅製頭椎大刀、馬具が出土している。

和田大仏及び横穴墓群

和田大仏及び横穴墓群

摩崖仏と並ぶ姿は荘厳

 南斜面の岩肌に彫刻された3.6mの磨崖仏は阿弥陀如来または大日如来像と言われている。言い伝えでは808年に弘法大師空海が 諸国行脚の際に和田大仏を彫った。乳不足で困った母親が大仏の乳を削って粉を煮立て飲むと乳がでるようになるという信仰があった為、現在は乳のあたりが削られているということです。横穴墓自体は20基ほど開口している。

大塚古墳

大塚古墳

特徴的な奥壁は強大な1枚岩を使用

 蝦夷穴古墳に並ぶ規模で径30mの円墳です。石室は南向きに開口し、長さ8mで巨大な1枚岩(凝灰岩)を使用した特徴的な奥壁でありますが、迫力と言うよりはセンスを感じる造りです。6世紀後半の築造。

団子山古墳

団子山古墳

全長65mの前方後円墳だった!

 現在までに第9次発掘調査が行われ、2017年の第7次発掘調査で大きな円墳と思われていた墳丘が、全長65mの前方後円墳だったことが確定しました。
 埋葬施設の墓壙は後円部頂中央で南北方向に主軸をもった南北6.2m、東西約2.7mの不整長方形と言うことも確認される。
 墳頂の北西から埴輪列が確認され野焼きの跡が見られ、突帯が高いこと、ヨコハケ調整、多様な透かし穴などから 4 世紀中~後葉とされています。

市野関稲荷山古墳

市野関稲荷山古墳

基壇を持つ可能性が高まる

 市野関稲荷神社の境内に位置する全長39mの前方後円墳です。前方部の方が若干高く、後円部幅より前方部幅が広がりを見せ、調査では基壇を持つ可能性を指摘されている。築造は古墳時代後期。

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