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神石高原町

辰の口古墳
備後最大の前方後円墳
神石高原町の北西部、竜王山から西に派生する細尾根が高光の谷平野に面した末端部に位置する前方後円墳で、前方部を南に向けます。当地域は弥生時代後期以来から吉備や出雲地方の影響を受けた地域とされ、両地域を牽制するための要衝の地と考えられています。
墳丘規模は、墳丘長77m、後円部径南北41m、東西径36m、高さ7.3m、前方部長36m、前端部幅24m、高さ4.9mを測り、備後地方最大の前方後円墳です。後円部は楕円状で、西側で3段築成、東側で2段築成を成し、葺石、円筒埴輪の存在が認められます。埋葬施設は、後円部墳頂に竪穴式石室と西側くびれ部の裾に円筒埴輪棺が確認されている。竪穴式石室は、内法長6.7m、幅0.8m、高さ1.4mの長大な石室を備える。円筒埴輪棺は、4~5個体の埴輪を縦に半分に割り、底と蓋に利用している。規模は、内法長1m、幅0.3m、高さ0.3mを測り、子供用と推測される。
出土遺物は、碧玉製管玉のみ出土する。築造年代は、4世紀後半と推定。
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