関川に流れ込む大熊川の右岸、板倉郷の八幡宮にある円墳で、墳頂には社殿が建ってます。 墳丘規模は、径25m、高さ5mの測りますが、現状は石垣が組まれ、墳丘らしさは失ってます。当古墳を中心に小古墳群が形成されていたと思われます。周辺からは、直刀、土偶片、素焼片が出土している。築造年代は、奈良時代の後期と推定。
7世紀初頭にに築造された34基の円墳群。石室は袖なしの横穴式石室で、石室全長は1m前後から21号墳の8.6mまで及ぶ。超小型の横穴式石室が6基確認され大変に珍しい。 現在は復元整備され横穴石室を見学できるように公園化されている。
県立大潟水と森公園内、鵜ノ池の小島に立地する方墳。一辺が18.5mで、四方が正しく東西南北を向いている。4C後半から5C前半に築造、久比岐地方では最古となり2段築成で周溝も備えている。 縄文時代、弥生時代の頃の土器も出土している。
八幡堂丘陵上とその北東扇状地上に築造された6世紀末頃~7世紀前半の古墳群である。古墳群は3支群に分かれ、宮口集落北のA群は18基、その東側尾根部のB群は8基、C群は5基分布する。全て横穴式石室で、28号墳が片袖の石室形態の他は全て無袖型形態となる。 出土遺物には珍しいアスファルト塗の土製小玉が出土する。
菅原31号墳(菅原神社古墳)の前方後円墳を含むかつては、江戸中期には150基を数えていた。現在は30基以内にとどまる。築造年代は6世紀代にわたって築造される。 ここでも牧区宮口にある宮口古墳群で出土したアスファルト塗の土玉が出土する。