長沼川左岸、菅原台丘陵に10基の円墳で構成された古墳群です。墳丘規模は、径10~15mの円墳4基(1号墳~4号墳)と径5~7mの小円墳6基が分布する。小円墳においては後世の塚の可能性があります。
2号墳は、径15mの円墳で胴張の横穴石室が開口する。小型であるが、切り石の整った印象を持つ。天井石は、凝灰岩の1枚岩を使用し内側 は平面加工されているが、外側はかまぼこ型に加工されている。これは東松山市の若宮八幡古墳と類似する。しかしながら、埴輪が確認されてないことから時代は下り7世紀初頭と推測される。