川田谷古墳群は、西谷支群、原山支群、桶詰支群、柏原支群の4支群からなります。そのうちの一つが原山古墳群と言うことで荒川に面する台地上に残っており、雑木林の中に9基の円墳が現存しています。消滅した古墳からは、直刀、鉄鏃、耳環、埴輪、須恵器、ガラス製小玉が出土しており7世紀代の築造と推定される。
熊野神社社殿拡張の為、墳頂を掘ったところ粘土槨の埋葬施設が確認された。その中から、玉類、石釧、巴形石 製品、筒形石製品、筒形銅製品など多数の出土品が見つかり、東日本では珍しい品物が含まれ国の重要文化財指定を受けて、埼玉県立歴史民俗博物館に展示されております。