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藤沢市

不動谷横穴墓群

弘法大師修行の横穴

 弘法大師が修行をしたとされる岩屋不動にある横穴墓です。岩屋不動自体も横穴墓群の一つとされる。岩屋不動の隣にある横穴墓は、高棺座の玄室をよく残しております。不動からさらに行った道の突き当り左手の横穴墓は、後世の加工と思われるが、入口天井に庇を思わせる少し変わった加工が施されている。

川名新林横穴墓群

県下最古級の横穴墓

 片瀬川の左岸、片瀬丘陵にある横穴墓群です。周辺は複雑に入り組んだ谷戸と言われる地形で、18群134基の横穴墓大群集地域となっている。
 そのうちの一つが当横穴墓となっており、3群18基が確認され、県下で最も古い時期の横穴墓も含まれている。新林公園として整備されているので見学は容易だが、残念ながら現状は、状態の良いものは少ない。

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神光寺横穴墓

地域性を表す高棺座

 片瀬丘陵の南斜面、神光寺境内に開口する横穴墓群で、8基ほど確認されております。高い位置に開口しているので、見学できるのは3基ほどになりますが、地域の特色である高棺座の横穴墓がよく残っている。
 出土遺物は、土師器、須恵器、中世のカワラケ、砥石、骨片が出土している。

龍口寺横穴墓

牢屋利用された横穴墓

 江ノ電の片瀬江ノ島駅にほど近い龍口寺に残る横穴墓です。この場所は、かつて刑場跡で鎌倉幕府によって捕らわれた日蓮上人が幽閉されていた土牢として名が知られる。ほとんどの訪れる人は、この土牢が更に古い時代の横穴墓ということは知らないでしょう。
 龍口寺には、ほかにも横穴墓と思われる穴がいくつか開口している。

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