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幸区

加瀬台古墳群
豪華な副葬品が出土
加瀬台丘陵上(夢見ヶ崎丘陵)とその麓に分布する前方後円墳1基、円墳5基、方墳1基、横穴石室1基、その他3基から構成される古墳群です。丘陵上に1号~9号墳、丘陵の麓に白山古墳、第六天古墳、横穴墓が分布していましたが、1号墳、5号墳、白山古墳、第六天古墳は消滅している。
そのうち白山古墳に関しては、全長87mの前方後円墳で、埋葬施設は後円部に粘土槨2基、木炭槨1基、前方部に粘土槨1基 と複数確認される。副葬品には、椿井大塚古墳と同范鏡と思われる三角縁神獣鏡が出土している。中央勢力と関りをもった重要人物の古墳と考えられる。築造年代は、4世紀後半と推測。
白山古墳に継続する中期の古墳はみられないが、隣接する第六天古墳や加瀬台丘陵上の古墳などは古墳時代後期まで築造され続けている。
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