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多摩区

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生田根岸古墳群

竹林の小径を行くと墳丘

東生田緑地の丘陵上に残る古墳群で、交通量の多い道路から小径を上がって行くと孟宗竹林の中に入って行く。その中に5基の円墳が残っています。  墳丘には、葺石、埴輪、周溝など確認されず、主体部は礫槨に木棺が納められていました。出土遺物は、直刀片、玉類、須恵器が出土。築造年代は、7世紀後半から8世紀頃と推定される。
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生田長者穴横穴墓群

泥岩に彫り込まれた横穴墓

「新編武蔵風土記稿」にも登場する横穴墓群で、古くから認知されていた。  横穴墓を掘るには比較的固い泥岩層を掘り込んで造られ、3つの小さな谷に30基ほどの横穴が開いています。前庭部が残っているものもあり、奥行き3~6m、幅1~3mほどになる。平面形は、四角、台形、羽子板状のもがあって、もっとも多いのは羽子板状の横穴墓です。   発掘調査が行われており、骨や歯、金環、管玉、小玉、銅釧、鉄鏃などが確認される。築造年代は、7世紀中頃~後半の築造と推定される。

菅古墳

方墳の可能性

小田急線の読売ランド駅の北側丘陵上にある古墳です。墳丘規模は、測量調査が行われ、東西5.5m、南北4.5~5.0m、高さ0.8mの円墳と考えられる。方墳の可能性も指摘される。墳丘南側には原田平左衛門の碑が建っているのみで古墳についての説明板などはない。  本格的な調査は行われていないので、詳細は不明だが、築造年代は6世紀後半から7世紀代と推定。
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