成願寺古墳群の高麗川の対岸にかつては7基で形成した古墳群。現在は、1号墳の土谷神社古墳をはじめ、2号墳の稲荷塚、3号墳の旗塚、4号墳の大塚の4基が残ってます。
土谷神社古墳は、径45m、高さ5.2mの円墳で周溝も確認されている。主体部は凝灰岩切石使用の胴張りの横穴石室で南に開口する。天井石は、緑泥片岩の巨石が使われ、玄室規模は、玄室長4.1m、高さ1.2mとなります。遺物に関しては、確認されていない。石室に秘仏である石像が安置されている。7世紀前半の築造。
3号墳は、「旗塚」、「半かけ山」と言われ径19.5m、高さ3.4mの円墳で、部分的に周溝が確認された。