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玉村町

小泉古墳群
泥流に埋もれた古墳群
利根川の右岸の台地上、玉村町南東部に位置する古墳群で、ほとんどの墳丘が浅間山噴火時の泥流に覆われ埋没しています。現在、20基ほどが確認され、10基が調査されてます。そのうち、大塚越3号古墳と長塚1号古墳から多くの埴輪と、豪華な副葬品が見つかってます。
大塚越3号古墳は、墳丘長46mを測り東西に主軸をとり、造出を前方部西側に備えます。2段築成の墳丘には川原石の葺石が小口積みに積まれる。そして、整然と配列された356本の埴輪列が確認されてます。埋葬施設は、角閃石安山岩を使用した両袖式の横穴石室です。副葬品は、装身具、単鳳環頭大刀などの武器、馬具、工具、土師器、須恵器が出土。築造年代は、6世紀中頃と推定。
小泉長塚1号古墳は、墳丘規模は判然としないが2段築成で川原石の葺石が施された墳丘ということがわかってます。埋葬施設は、両袖式横穴石室で石室前庭部は「ハ」の字型の形状し、埴輪列もそれに沿って樹立していました。副葬品は、装身具、単鳳環頭大刀などの武器、馬具、工具、土師器、須恵器が出土。築造年代は、6世紀の後半と推定。
単鳳環頭大刀には、舶載品とそれを模造して製作したものがあって、大塚越3号古墳の大刀は全国でも5例が確認されている。小泉長塚1号古墳の大刀に関しては、全体的に立体的で精巧に製作されているため、朝戦半島で作られ舶載された可能性が 高いと考えられます。いずれにしても両古墳で出土した単鳳環頭大刀は、柄頭、龍、鳳凰などのデザインから複数の系譜を辿れることから重要な遺物と言えます。
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