渡良瀬川の左岸、三ツ堀に所在する加茂神社があります。古墳は、加茂神社社殿の土台となっており、裏側に回り込むと墳丘の面影を感じられます。
墳丘規模は、径18m、高さ3mを測ります。埋葬施設については不明ですが、大正12年に社殿脇のカヤの木に落雷があり、単龍環頭大刀が偶然発見されている。おそらく百済系もので舶載と考えられる。また、附の女子像埴輪は同時に発見されたましたが、詳しい出土状況は不明。両腕、下半身などが欠損しているが、上野地方の特徴である木の葉形の目をしている。築造年代は、6世紀の後半と推定される。