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天理市

黒塚古墳
三角縁神獣鏡33面出土
天理市柳本町、行燈山古墳や大和天神山古墳、渋谷向山古墳が分布する柳本古墳群に属する前方後円墳です。現在は、公園化され天理市立黒塚古墳展示館が併設し、竪穴石室の原寸大レプリカが展示しております。
墳丘規模は、全長130m、72m、高さ11m、前方部長48m、高さ6mを測り、前方部を西に向ける。埋葬施設は、天井部を合掌式に積み上げた竪穴石室に刳抜式割竹型木棺が安置されていました。中央部のみ水銀朱を施し、両端にはベンガラの朱で彩られていました。
出土遺物は、三角縁神獣鏡33面、画文帯神獣鏡1面の鏡類をはじめ、鉄製品、甲冑、農工具、漆幕(盾?)、土師器など多くの出土品が確認されている。築造年代は、3世紀末~4世紀前半と推定される。
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