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七尾市

須曽蝦夷穴古墳

須曽蝦夷穴古墳

双室墳に驚愕しますよ!

 県内では一押しの当古墳は東西18.7m、南北17.1mの方墳で、二つの石室を持つ双室墳となり、東側の石室の雄穴はT字の石室プラン、西側の雌穴はL字の石室プランとなる。石室の構築法は両者とも同様で石材は能登島産の板石を用いている。
 被葬者は、660年に亡くなったと伝わる能登の豪族で馬身龍(まむたつ)とする説があるが定かではない。

上町マンダラ古墳群

上町マンダラ古墳群

能登最古の前方後方墳

 能登では最北端、最古に位置づけられている前方後方墳です。現状は初期の前方後方形の為、2基ともに前方部は小さくはっきりした墳丘はわかりにくい状態です。
 すぐ近くでは、窯跡なども見つかっている。

院内勅使塚古墳

院内勅使塚古墳

能登国造能登臣氏一族の墳墓?

墳丘は長辺23m、短辺21.8m、高さ3.7mの二段築成の方墳で、幅6mの周濠が巡る。横穴石室は全長11.8m、玄室長4.6m、幅2.0~2.5m、高さ2.0m、羨道部長7.2m、幅2.1mで北陸地方では最大級規模となります。7世紀前半の築造。
 能登国造能登臣氏一族の墳墓と推測される。また、奈良県明日香村の石舞台古墳の縮小版とも言われている。

高木森古墳

高木森古墳

祭壇状遺構を確認

 墳丘長58.2mの前方後円墳で市内では最大の規模。主体部は盗掘をされ基底部を残すのみとなっているが竪穴石室と推測されている。
 くびれ部上部には、祭壇状の遺構が見つかり、土師器や須恵器が破砕された状態で発見されている。5世紀末~6世紀初頭の築造。

国分尼寺1号墳

国分尼寺1号墳

盛りだくさんの副葬品

 独立丘陵上に北から1号墳、2号墳と並び古墳群を形成する。現状は藪状態で全体像を確認することは厳しい。
 1号墳は全長52.5mの前方後方墳で、埋葬施設は割竹形木棺が確認され銅鏡、玉類、武器、農工具などの多数の副葬品が出土しました。2号墳は 全長33mの前方後方墳で、埋葬施設は木棺直葬となる。

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