谷保天満宮の西、国道20線を挟んだ住宅に囲まれた中に残ってます。民家の庭先になっており墳丘上は稲荷社があります。規模は径16m、高さ1.8mとなっており、民家同士の境界線が墳丘上ということもあり、墳丘には2か所のお稲荷様を祀った場所が存在します。
国立インターの東に位置する古墳群で、本来は数十基あると思われますが保存状態が良いのはここで紹介する2基となります。 発掘調査が行われ、1号墳は径23mの円墳で、天井石と右側壁が崩落した川原石積みの横穴石室が確認されています。2号墳は、1号墳から南東に40mほど離れた畑の中に墳丘は改変され残ってます。
古墳群は下記の四軒在家古墳群を含めた16基ほどで構成される。1号墳は発掘調査され、埋葬施設は河原石積みの横穴石室と推定される。出土遺物は土師器、円筒埴輪が出土し、6世紀末の築造。2号墳は未調査であるが、こちらでも円筒埴輪が出土している。 円筒埴輪が確認 されるのは多摩川沿いでは、貴重な存在と言える。
2001年に一度に10基の古墳が発見され、青柳古墳群の一部であることがわかりました。 そのうち1号墳が四軒在家公園内に横 穴石室を移築復元されております。川原石積みの石室で、胴張り型、敷石も確認されている。出土遺物は、鉄鏃、直刀、玉類が出土。7世紀前半の築造。
国立市は区画 整備が進んでいるのですが、ここは古墳を避けるように道が曲げられて、住宅地の中に残っております。南北15m、東西10m、高さ1.8mの円墳で地中調査の結果、横穴石室、周溝も推測される。